MUKU-DATA  チーク挽き板 追い柾・節  120x10mm程度

柾目といえば、年輪の極細の糸柾でその材の下から上まで真っ直ぐに通っているものが最上級。
細かな柾目が真っ直ぐに走る端正なその姿を見ていると惚れ惚れしてきます。
長~い年月を得てゆっくり育った木と柾挽きを狙って製材する技術により作り出された
芸術材とも言える。
柾目でも年輪の粗いもの、板目に近い追い柾気味のもの、
キレイな糸柾だが、一部柾目の色合いが違い筋が入ったように見えるものなどと
そのランクは様々なのですが・・・
上記の写真のチーク材は柾といえるか?
ってくらい節はあるし、目は粗いしグニャグニャと流れている。
柾目としての評価からすればゼロ、柾目と言えない駄目なもの、
だからダメ柾って勝手にタイトルに付けた。
こりゃ~節があるし目は流れているし、売るっていってもなぁ・・
と思い、会社の壁面に張ったもの。
流れた柾の欅の扉面材も同様。
でも毎日眺めていると何だか愛着が湧いてくる。
いや、むしろ動きがあっていいじゃないの?
と感じたり。。
従来は駄目って言われて木取りしなかった中に
人の心に響く材の表情がまだまだ沢山あるのかもしれない。
その点、木取り・製材にかかっていると言える。
今までありえないっていう丸太、挽き方、角度での製材も考慮して
今後挑戦していこう かな

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